YouTubeで動画を再生しているときに
何やらノイズが入ってしまう!
そんな経験はないかな?
せっかくの動画を快適に楽しむために、
ノイズの原因や、ノイズ除去などの解決方法を知りたくないかい?
再生環境が原因の場合
まずYouTube再生時のノイズの原因の多くは、
PCや各種デバイス、ブラウザなど再生環境による原因が考えられるんだ。
- HTML5プレイヤーが原因
- Adobe FlashPlayerが最新でないことが原因
- 逆に、Adobe FlashPlayerを更新したことが原因
- 省電力設定が原因
HTML5プレイヤーで再生するとノイズが出る…といった場合には、
設定を変更して、Flashplayerで見てみると良いかもしれない。
(参考:HTML5プレイヤーを無効化するには )
FlashPlayerが原因と考えられる場合、まずは最新版に更新してみる必要がある。
まれに、最新版に更新したことが原因の場合もあるんだけども、
そういった場合は古いバージョンをインストールし直すといいね。
ただし、その場合、セキュリティの問題が不安だと思うから、
動画の再生が満足したら、最新版に更新しておこう。
省電力設定は、「ハードウェアアクセラレーションを有効化」をオフにして
「電源プラン」を「高パフォーマンス」に設定しておくといい。
そして、省電力設定は「コントロールパネル」の「電源オプション」などから
設定だ。
省電力設定を外すと、雑音や画像のノイズが低減されることもある。
また、使用していないアプリケーションを終了し、CPUの負荷を軽くするといいね。
他には、違うブラウザで動画を見てみるというのも良いかもしれない。
細かい設定などで、ブラウザによって再生状況が変わったりするからね。
動画そのものにノイズが入っている場合
動画そのものにノイズが入っていて、
YouTubeプレイヤーの設定で高画質にして見ようとしても、
ノイズが消えないということもある。
YouTube初期の頃にアップされた動画なんかは、
今では考えられないくらい低画質・低音質な動画もあったりするんだ。
回線速度も遅く、YouTubeにアップできる動画の容量制限も厳しい時代は、
今では見るに耐えないレベルに画質を低くしないと
動画をアップすることも見ることも難しかったんだ…
そういう動画は、動画ファイル自体低画質・低音質で、
ノイズだらけだったりするから、
視聴者側では基本的にはどうしようもない。
アップロードした人に、高画質版のアップをお願いするか、
高画質版の動画を他に探すしか解決方法はないんだ。残念ながら、ね。
しかし、最近の高性能な動画プレイヤーや編集ソフトには、
動画のノイズを軽減できるものもあるんだ。紹介していこう。
動画プレイヤーでノイズを軽減する方法
まずは動画のプレイヤーを変えてみるという方法がある。
プレイヤーによっては、動画のブロックノイズなどを除去して
高画質で視聴できる設定を持つプレイヤーもあるんだ。
有名どころでは GOM Player【ゴムプレーヤー】 などだね。
使い方は、動画に出てくるブロックノイズの消し方: インターネット動画を保存しよう
のブログ記事が参考になるだろう。
音声のノイズを除去するには、
いったん動画をダウンロードして、音声を抽出しノイズを除去することになる。
さきほどのGOMプレイヤーでも音声を抽出できるし、
僕が紹介してきたダウンロードソフトでもいいだろう。
- YouTube動画保存におすすめのフリーソフトまとめ(WindowsPC用)
- YouTube:音楽をmp3で一括ダウンロードするおすすめの方法
- YouTube動画を高画質・高音質設定でダウンロードする方法
こちらでWAV形式で抽出した音声ファイルを、
音声編集できるソフトを使ってノイズ除去処理をする。
などが人気のソフトだ。
こうしてノイズを軽減した音声を、次は
動画作成ソフトなどで結合する。
ただし、他人の動画を、いくらきれいに処理し直しただけといっても
動画編集ソフトで改めて作り直すんだから、それは「改変」「改ざん」に似た行為となる。
その動画を勝手に再アップロードするのは良くない。
あくまで自分が楽しむためだけに留めておこう。
まとめ
どうだったかな?
動画や動画音声のノイズが気になって仕方なかった君も、
ストレスなく動画が再生できただろうか?
- 再生方法の変更( HTML5プレイヤー/FlashPlayer )
- 再生環境(ブラウザ、FlashPlayer、プラグイン)などの更新
- 再生環境のCPU負荷を下げるために省電力設定やハードウェアアクセラレーションを
オフにする - 動画ファイル自体にノイズがある場合は、プレイヤーを変えてみる
- 動画音声のノイズは、一旦動画から音声を抽出して、音声編集ソフトでノイズを除去。
などの方法があるってことだね。
もし自分が動画を投稿する場合は、こういった手間をかけなくてよいように
最初から少しでもノイズの入らない動画を作成することが大事だね。
視聴ユーザーにとっては、それが最も親切だ。