YouTubeを見ていたら
再生画面が真っ黒とか真っ白とか、時には緑色になって
動画が見れない!って困っている人がいるらしいね。

大丈夫!安心してほしい。これは概ね原因は絞れるし
解決もできるはずだ。

それでは早速、PCで画面真っ黒/真っ白で見れない時の解決方法を紹介しよう。

基本的な確認と解決

まずは、基本的な確認をしていこう。

動画再生トラブルの多くは、この確認をしていくことで
解決することもあるからね。

1.使っているプラグインはHTML5 ? FlashPlayer?

YouTubeで再生画面が真っ黒、または真っ白になって、
音は聞こえているのに動画が表示されない……
その場合の多くは、FlashPlayerを使っている場合に起こっているようだ。

現在のYouTubeでは、
Google Chrome・Internet Explorer 11・Safari 8・Firefoxのベータ版…など
主要ブラウザ上でYouTube動画再生する際には、
HTML5での動画再生がデフォルトで行われている

HTML5と、Flashplayer、どちらを自分が使っているのかの確認としては、
YouTube動画の画面で右クリックをして、次の画面を比較してみよう。

詳しくは、YouTubeのhtml5プレイヤーとは?Flashと何が違う? を参考にしてほしい。

2.ブラウザにFlashPlayerが入っているか確認する方法

実はAdobeのページで簡単にテストできるって知ってるかな?

Adobe FlashPlayerダウンロードページ へ行って、次の画面を確認してみよう。

既にブラウザにプラグインが入っている場合

こういった画面が表示されていたなら、ブラウザに組み込まれているってことだ。

2015-11-15_14h03_15

IEでは、下図の「Test Flash Player」というボタンを押すと、
Flash Playerが正常に動いているか確認することが出来る。

2015-11-15_13h37_07

もし、正常にFlashPlayerが動作していると、
ボタンの下にアニメーションが表示される。
きちんとアニメーションが動いていれば正常だ。

2015-11-15_13h37_28

3.ブラウザのバージョンは最新バージョン?

Google Chromeの場合、Flash Playerが組み込まれているから、
通常FlashPlayerがバージョンアップすると、自動でchromeもアップデートされる。

でも、何らかの原因で自動アップデートができていなかったり、
ブラウザに組み込まれていない(IEなど)場合には
個別にflash Playerやブラウザをバージョンアップさせなくてはいけない

ブラウザやプラグインは、動作にお互いが干渉しあうから
片方だけが古かったり、片方だけ調子が悪いと上手く動作しなくなるんだ。

できれば自動アップデートなどを有効にしておくことをお勧めする。

ブラウザが最新かどうかは、http://www.whatbrowser.org/ で確認できる。
2015-11-15_13h39_46

では、上記1~3の確認をして、それぞれ対処しても解決しなかった場合
次の方法を試していこう

インターネットのキャッシュをクリア

インターネット系の不具合を解決するのはキャッシュクリアだよね。
ブラウザの動作が重くなった時にも有効な解決法だから覚えておこう。

Google Chromeの場合

ページ右上のマークをクリックして「設定」をクリックしよう。

2015-11-15_14h49_28

次に、設定ページの左にある「履歴」をクリックし、
表示された中央あたりの「閲覧履歴の消去」ボタンをクリックする。

2015-11-15_14h52_08

開いた枠から「キャッシュされた画像とファイル」のチェックを入れて、
閲覧履歴データを消去する」ボタンをクリックすればOKだ。

その他のブラウザも、基本的には同じ方法で
「設定」⇒「インターネットオプション」などから、
「閲覧履歴の削除」などをクリックし
「キャッシュ」または「インターネット一時ファイル」を削除すればOKだ。

ついでに「プラグインのデータ」などもチェックを入れて削除しておけば、
不具合を起こしていたプラグインデータも消去できる。

ハードウェアアクセラレーションを無効にする

Flash Player は、それ自体で高品質な動画や画像表示をしてくれるんだけど、
ハードウェア加速方式である「スケーリング機能」という方法を用いるため
ユーザーコンピューターのビデオ・グラフィックカードが使用される。

このため、Flash Player 単体よりさらに鮮明で
高速に動画や画像を表示できる仕組みになっているんだ。

音声再生では「サウンドカード」を使用している。

要するに、動画再生をFlashPlayerなど動画ソフト単体で処理しようとすると、
プロセスに大きな負荷がかかるから、
専用のハードウェアを使って、プロセッサにかかる負担を軽減しようというわけだ。

ということは、Flash Player とハードウェア・ドライバの互換性など、
判断が難しい問題が原因だった場合、
この関係性を切って、ソフトウエアだけで表示させるようにすれば
とりあえずは問題が解消されるはずだよね。

ハードウェアアクセラレーションの無効化の方法

一番簡単に済ますには、Adobeのホームページ上でワンクリックで処理する方法だ。

H. ハードウェアアクセラレーションの無効化(Adobeホームページ) の黄色い枠を
右クリックすることで設定できちゃうんだ。

もし手動で行いたい場合は次の方法で無効化できる。

Google Chromeの場合

先ほどの≡メニューマーク設定、から入ったページを見てみよう。

今回は左サイドの「設定」タブをクリックし、
表示されたページの一番下の「詳細設定を表示」をクリックするよ。

2015-11-15_15h19_18

すると、続きが表示されるから、スルスルとスクロールして
システム」という項目を見つけてくれ。

2015-11-15_15h22_13

ここにある「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する
チェックを外しておこう

その他、FlashPlayerの問題を解決したい時

今回は、FlashPlayerが主な原因と仮定して、
主に原因となるものについて解説してきたけど、
上記以外にも解決方法を順に探っていく事も大切だね。

そんな時には
ゲーム、ビデオ、オーディオが正しく動作しない場合の対処方法(Windows 版 Flash Player) のページを参考にすることをお勧めする。

  • インストールされている Flash Player のバージョンを確認
  •  ActiveX フィルターの無効化(Internet Explorer 9)
  •  Flash Player アドオンの有効化(Internet Explorer 8)
  •  RealPlayer の無効化(Firefox)
  •  Google Chrome の Flash Player バージョンを確認
  •  Flash Player の参照データを削除
  •  Flash Player キャッシュの削除
  •  ハードウェアアクセラレーションの無効化
  •  利用サイトの記憶領域設定を拡張
  •  問題が解決しない場合

など、今回紹介した解決方法と、それ以外の基本的な方法について
解説してあるから参考になるはずだ。

まとめ

どうだったかな?

今回は、画面が真っ黒や真っ白になる原因が、
FlashPlayerを使っている場合に頻繁することから、的を絞ってみた。

  • どの動画プレイヤーを使っているのか
  • プレイヤーやブラウザは最新バージョンになっているか
  • その次にインターネットキャッシュクリアなどを試す
  • それでもだめならハードウェアアクセラレーションを無効にする
  • FlashPlayerを配布するAdobeのサイトでは色々な確認ができるので参考にしてみると良い

ということだったね!

YouTubeも、プレイヤーの変更のように、仕様はどんどん変わっていく。

また、ブラウザもソフトウェアもプラグインも、
不具合の修正が行われた最新バージョンを入れておかないと、
様々な互換性が損なわれてしまうから、使っている環境が最新バージョンになっているかを
確認しておくことは大事なことだね。