YouTubeから音楽をmp3形式に変換してダウンロードする方法は、
これまでにいくつか紹介してきた。
→ 「mp3」タグの記事一覧 | よぅつべえのYoutube講座
今回は、ただmp3変換してダウンロードするだけでなく、
音楽をなるべく高音質のmp3でダウンロードする方法について解説しよう。
どのサイトやアプリを使うかも重要だけど、
本当に高音質にするには、デジタル音声ファイルの音質の知識も
それ以上に大切だから、そういう知識も合わせて解説するよ!
高音質変換に使用するサイト・アプリ
パソコンでYouTube動画をmp3変換&保存する方法ランキング で、
一番オススメとして紹介した「YouTube mp3」は、
高音質の動画を変換すると、若干音質が下がることがあるんだ。
YouTubeにある高音質動画は、mp3ビットレートが192kbps程度だけど
「YouTube mp3」で変換すると128kbpsとなってしまうことがある。
とはいっても、128kbpsというのは、音楽CDで一般的に使われている音質で、
192kbpsと比較しても、ほとんどの人は判別が付かないだろう。
それでも音質にこだわりたいなら、dirpyを使うことをオススメする。
変換時にビットレートを320kbps~64kbpsに設定できるからね。
詳しい使い方は、こっちの記事を見るといいよ
→ dirpyの使い方:高機能なYouTubeからmp3変換保存サイト
Androidアプリ・iOSアプリで変換する場合でも、
変換時のmp3ビットレートを192kbps以上に設定できるなら、
それで問題は無いはずさ!
動画・音声のビットレートについて
mp3変換サイトでは、最高で320kbpsでの変換を選べるよね。
dirpyでも、デフォルトで320kbpsで変換するようになっている。
けれども、そもそもYouTubeにアップされてる動画の元々の音質が、
高音質のものでも192kbps程度だったりするんだ。
だから、320kbpsで変換したからといって、必ずしも高音質になるわけではない。
ファイルサイズが無駄に大きくなるだけのこともあるから注意してほしい。
保存容量に余裕があるなら、320kbpsで変換してもいいけど、
普通は256kbpsか、192kbps変換でも十分じゃないかなぁ
たとえば、YouTubeにアップされているきゃりーぱみゅぱみゅの公式PVだって
動画を保存して音質をMediainfoで調べてみると、
平均ビットレートが192kbps、最大ビットレートが204kbpsとなっているんだ。
たとえ高音質の動画をアップロードしても、
アップロード時にYouTube側で変換されて、
音声のビットレートが192kbps程度になってしまってるんだ。
ちょっと残念に思えるかもしれないけど、192kbpsを超える音質にしても、
実際のところ人間の耳ではほとんど聞き分けられないはずだから、
あまり気にしなくてもいいんじゃないかな?
mp3のビットレートの違いによる音質の比較は、
この動画で実際に聞いてみるとよくわかると思うよ。
まとめ
ともかく、YouTubeの動画から、
音楽をなるべく高音質でmp3変換するなら、
dirpyで256kbps以上で変換すればOKだ!
保存容量に余裕があるなら、320kbpsでもいいけど、
256kbps,192kbpsでも全くと言っていいほど変わらないからそれで十分だ!
人間の耳でもまず判断つかないし、
パソコンでデータを細かく分析して、
やっと分かるか分からないかってくらいの違いだからね。
そもそも、YouTubeにアップされている時点で、
高音質でも192kbps程度になってしまってるからね。