君のYouTube動画には広告は付いているかな?
このYouTube広告が最近多くなったって声も耳にするよね。
そもそも、YouTubeの広告は一体いつから始まったのかな。
今回は、そんなYouTube広告について解説しておこう。
YouTube広告はいつから始まった?
2006年10月にYouTubeがGoogle に買収された時点で、
いわゆるGoogleのディスプレイ広告がYouTubeページには登場している。
ディスプレイ広告とは、ページの上部やサイドに表示される広告の事だ。
→参照:YouTube広告収入の仕組みについてわかりやすく解説!
広告ビジネスを主軸としているGoogleとしては、
YouTubeの飛躍的なユーザー数の増加は大きな魅力だ。
YouTubeは勿論、Googleも基本的には無料でツールが使えるwebサービスだから、
広告代で運営をしていかなくてはいけない。
動画投稿者から利用料を徴収したりする代わりに広告料で運営しているんだ。
その後、YouTubeパートナープログラムとして、
主に商用目的の限られたユーザーに、広告の提供を開始し、
2007年にはInVideo 広告の提供を開始、
2008年11月にプレロール広告の提供を開始している。
企業はテレビに広告を出すだけでなく、最近はインターネット広告にも力を入れていて、
世界中で4億5千万ともいわれるユーザーを持つYouTubeに広告を出すことは、
費用対効果がとても良いって訳だね。
一般ユーザーにこのパートナープログラムを提供開始したのは
2012年になってからなんだ。
YouTube広告は増えている?
一般ユーザーが広告で収益を得ることが出来るようになってから、
特に広告付きの動画が増えている。
この理由としては、一般ユーザーが広告収入を得られるシステムが、
より簡単に親切になったことで、自分の動画に広告を付けやすくなっていること。
もう一つは
著作権違反の動画から著作者に利益を分配する「コンテンツID」の存在も大きい。
以前は著作権違反の動画は、その著作者が違反報告することで削除申請ができた。
といっても、ドラマ、PV、アニメなどをアップロードするユーザーは絶えなくて、
半ば放置されている動画もあったんだ。
そこで、コンテンツIDという登録システムが登場した。
これは、著作者が自分の作品をコンテンツIDに登録すると、
そのデータと一致する動画に広告がついて、
動画は削除されないけど、その動画の広告収入が著作者に分配されるんだ。
動画の存在は容認され、著作者にも利益が入る、という仕組みなんだよ。
このシステムの存在によって、広告付きの動画は増えたとも考えられる。
特に最近は、YouTube自体もテレビやAdsenseなどでも広告を出していて、
YouTube動画に広告を載せてお金を稼げるということが、
多くの人に知られるようになったよね。
それで、今までは動画に広告をつけてなかった人も、
広告をつけるようになったとも考えられるね。
そしてもう一つ、アドセンス広告の入札期間が 4半期ごとに更改している。
という話もあるんだ。
だから、3,6,9,12月は 広告価格が高騰するっていうんだ。
だとすると、「9月は妙に広告が増えているなぁ」などと思うのも納得がいくね。
まとめ
どうだったかな?
皆が無料で使えるwebサービスのほとんどは広告収入で運営されている。
これが、YouTube広告が増え続けている理由ともいえるんだよね。
- より質の良い動画を投稿してもらいたいから、広告収入システムを作った
- 著作権保護のために双方にとって都合の良いコンテンツIDで更に広告が増えた
YouTubeは、2005年の開設から物凄いスピードで色々な変革を経ているんだ。
今後、広告システムは、更に改良をされていくかもしれないね!