スマホでYouTube動画を見るとウイルス感染することがあるって、
時々心配してる人もいるみたいだけども…
実際にYouTube動画を見るだけでウイルス感染することは
あるんだろうか?
YouTubeとウイルスについてを解説していこう!
スマホでYouTube動画を見てウイルス感染するケースとは
まず結論から言うと、
公式YouTubeアプリで動画を見るだけなら感染することはまず無いはずだ。
YouTubeのサイトそのものがウイルスチェックが厳しく、
安全で健全なサイトに保たれてるからだね。
YouTubeというアプリそのものや動画そのものに
ウイルスの心配は不要なんだよ。
でも実際にはYouTube動画を見た結果ウイルスに感染した事例は結構あるよね。
その感染理由をあげておこう。
その1:広告配信が原因
いくらYouTubeが安全だといっても、ウイルスは様々な手を使って
どんどん新しい手法で感染へとこぎつけようとする。
例えば、現在使われているアノテーションやクリック広告などに、
利用者を不正プログラムへ誘導する「リンク」を貼る。
その広告やアノテーションの一部リンクをクリックすると、
ジャンプした先のサイトにウイルスが組み込まれていて
感染してしまうケースだ。
2014年10月に偽広告を利用して、
利用者を不正なプログラムに感染させようとする攻撃が
YouTube 上で新たに確認されたんだ。1
主にアメリカで多くの人がウイルスに感染し、1か月で11万3千人がウイルス感染したんだ。
数字としては2位の日本以下とダントツの差だけど、
日本が2位というのも驚いちゃうよね!
アノテーションはスマホでは表示されないから安心だと思っているかもしれないけど、
アノテーションに変わる「カード」はスマホ対応だ。
だから、今後も全く危険が無いとは限らない。
カードで怪しいリンクをみかけても、不用意にタップしないことが大切だ。
その2:非公式のYouTube関連アプリなどで見たことが原因
非公式のYouTube関連アプリを使ってYouTubeを見たりした場合に、
ウイルスに感染するという可能性も考えられる。
そのアプリ自体がウイルス配布目的だったり、
「動画を見るためにはこのコーデックが必要です」というポップアップや、
「スマホの速度が遅くなっています」などのポップアップから
ウイルスを含んだサイトへの誘導をしているケースだ。
↓たとえば、こんな広告をみたことないかい?
スマホでも、アプリを起動している時に、
こういった広告が出てくることがあるよね。
主に海外のサイトが多く、
ダウンロードボタンやインストールボタンがいくつもあって
ややこしい配置になっていたりするよね。
うっかり「偽」ダウンロードやインストールボタンを押してしまった経験は
1度や2度、あるんじゃないかな。
また、ウイルス感染しているとか、速度が遅くなっているとか、
端末の不調を警告するようなポップアップを見ると驚いて、
ついつい広告をクリックしてしまうのも無理はない。
でも、これがウイルスを組み込んだサイトへの誘導なんだ。
こういった広告はクリックせずに、端についている「✖」印などで
閉じるようにしておこう。
まとめ
どうだったかな。
スマホではPCのようなウイルスはない。
殆どが広告や不正ソフトをクリックしたことが原因のウイルス感染だ。
とはいえ、個人情報がいっぱい詰まっているスマホだけに心配だね。
- YouTube動画を見るだけではウイルス感染しない
- 広告クリックやカードクリックから、ウイルスを配布しているサイトへ
誘導しウイルス感染させていく
YouTube動画を見るだけではウイルス感染の心配は無いけど、
万一広告が貼ってあった場合、見分け方は難しいところだよね。
下手に色々クリックしないようにするのはセキュリティ上、大切な事なんだね。