君は、2012年から2年ほどの間、
スマホ向けに提供されていたプリロード機能を使ったことがあるかな?
現在は廃止されているから、プリロード機能そのものを知らない人もいる。
かなり便利な機能だったから、廃止になったのは残念だ。
このプリロード機能に代わる方法はないのだろうか?
そもそも、プリロード機能って何なのか?
そこで今回は、YouTubeアプリに搭載されていたプリロード機能について
解説していこう。
プリロード機能について振り返ってみよう
「プリインストール」「プレビュー」という言葉をよく見聞きすると思う。
”プリ(事前に)” ”ロード(読み込み)”、いわゆる、
プリロードとは、あらかじめ読み込みしておくという意味なんだ、
このプリロード機能を有効にしておくと、
予め、YouTubeの「後で見るリスト」「登録チャンネル」など、リスト内の動画を、
Wi-Fi接続時かつ、充電時に読み込みしておいてくれる、という
とっても便利な機能だったんだ。
2012年に新たにアプリに追加されて、今はもう無い機能だよね。
電波の弱い時や不安定なときにも、この機能があれば、
あらかじめ読み込んだ動画を再生できることで、
通信環境に影響されずに動画が楽しめただけに、無くなったのは残念だ!
プリロード機能は今後復活する予定はあるのか?
このプリロード機能が無くなったのは、バージョン 5.6から、新しいアプリでは、
機能が無くなってしまった。
これに代わる機能に近いものといえば、
2015年10月28日にアメリカで始まった有料版YouTube「YouTube Red」だ。
広告カット、動画、音楽見放題の機能の中に、
「オフライン再生」「バックグラウンド再生」などが復活し、
プリロードというよりも、いわゆる動画のダウンロードが可能になる。
動画をダウンロードできれば、プリロードよりも、もっと便利に動画を楽しめるよね。
今のところ、日本ではいつ開始されるのかは不明のままなのが気になるところだけども…
参考:YouTube Red(有料版)最新情報まとめ/日本ではいつから?…など
現在できるプリロード機能の代替え方法
どちらにしても、現在はプリロードもオフライン視聴もできないわけだから、
何か他の方法を検討していくしかないわけだ。
方法としては、スマホでいくつかの動画をあらかじめダウンロードしておいて、
後で、保存しておいた動画を再生するという手順だ。
少し前に、Murakumoの使い方&評価|Android用YouTube動画ダウンロードアプリ で紹介した
murakumoを使って動画を保存&オフライン再生するといいかもしれないね!
まとめ
どうだったかな?
YouTubeの仕様変更が頻繁なだけに、
そういった機能があったことすら知らなかった…なんてことは多いだろうね。
- プリ(事前に)ロード(読み込み)する機能で、Wi-Fi接続で充電されているときに、後で見るリストなどに登録した動画を先に読み込む機能
- 電波状況や電源状態の良い時に動画を読み込んでおいてくれるから、視聴するときにサクサク見ることができて、人気の機能だったが、現在はもうない
- 今後、プリロードが復活するかはわからないが、予定されているYouTube有料版の「YouTube Red」にある「オフライン再生」が、これに代わる機能になる予感
- 現在、プリロード機能の代替え方法に近いものは、他のアプリであらかじめ動画を端末にダウンロードして、動画プレイヤーアプリなどで視聴する方法しかなさそう
ということだ。
動画のダウンロードは、基本的には著作権の問題で、
使用用途を把握しきれなくなるためか、公式では推奨していないんだ。
有料版のYouTube Redが始まることで、
こういった問題が少し幅広い対応になってくれるんじゃないかと期待したいところだね!