YouTubeにアップする動画で、市販CDの音楽などをBGMに使うと
著作権違反となり、警告が来て、動画が削除されることになる。
自分で作曲できるなら、自作のものを使えばいいけど、
そうじゃない場合、動画にBGM音楽を入れたかったら、
著作権フリーの音楽を使わなければいけない。
そこで、今回は「著作権フリー音楽素材」を配布しているサイトの中でも
利用用途に制限が無く、リンクやクレジット表記、利用連絡なども一切不要なサイト
に絞って、ボク的におすすめするランキングで紹介していくよ。
1位:YouTubeオーディオライブラリー
案外知らなかった人も多いらしいんだけど、YouTubeでは著作権フリー音楽を集めた
オーディオライブラリーがあるんだ。
YouTube内で著作権フリーとして紹介している楽曲だから、
あとから「実は著作権フリーじゃなかった」なんて面倒なことになったりしない。
また、一々連絡が必要だとか、
使用報告が必要だとかの規約も基本的にはないから、安心して使えるよ。
(広告をサポートする音楽、というタブに入っている音楽はそれぞれに使用制限やルールが決まっているから、
それも解りやすくて親切だ)
320kbpsの高音質の音楽も入っていて、ジャンル・スタイル・楽器・長さなど
カテゴリーで楽曲を選択したり、キーワードで検索することができて、
気にいった曲をとりあえずお気に入り登録しておくこともできるから、
YouTubeで動画を作成しようと思ったときにも便利だね!
もちろん、ダウンロードした曲は使用料の支払いや個別の利用許諾なしで
永久的に無料で使用することができるし、
オーディオライブラリーの楽曲を、YouTubeに公開する動画以外に使用することもできる。
とにかくYouTubeで動画をアップロードしたいことを前提に考えると、
サイトを移動する必要もなく、何かのトラブルに繋がる可能性も極めて低い点で
他の用途で使いたい人にもおススメの第1位だね!
2位:SHW
こちらのサイトも大変人気のサイトだ。
管理人が趣味で制作している音楽を配布していて、
利用用途に関わらず、商用利用は勿論可能、
音源の再配布や、ゲーム・ソフトウェア製品への収録/販売などもできると明記しているから
とっても太っ腹だ。(当然だけど、音源だけを素材として有料販売することはできない)
もちろん、クレジット表記やリンク掲載、管理人への連絡なども不要!
このサイトの親切なところはそこだけじゃないよ。
楽曲リストには「テンポ」「使用楽器」「どんな構成か 」も書かれているから、
文字情報だけで大方の曲のイメージがつかめるんだ!
曲を探すときに最も苦労するのが「それがどんな曲なのか」ということを
視聴しないとわからないのが大変だよね!
そういった手間を省いてくれる親切さが2位にランクインした理由だ。
3位:DOVA-SYNDROME
楽曲の収録数は、現時点で2870曲!
楽曲の種類やクオリティーでは他のサイトより優勢なのがDOVA-SYNDROMEだ!
このサイトでは、音源を製作したいクリエイターたちにも広告収入が入る仕組みにより、
クリエイターも質の良い音楽をどんどん提供しようと頑張ってくれるから、
沢山のクリエイターの色々なタイプの音楽が集まってくるんだ!
勿論、個人・商用にも利用自由で、
使用報告やクレジット表記、リンク表記なども一切不要!
ホームページも今時で使いやすくておススメのサイトだよ!
4位:甘茶の音楽工房
こちらのサイトは、フリーで使える音楽素材、BGMなど300点以上が、
登録不要、使用自由、商用利用可能で無料で使える人気のサイトだ。
ジャンルやイメージから音楽を探せるのが便利だよ。
また、楽曲のリストで「演奏時間順」に検索できる事が他のサイトと違って便利なんだ!
あと何秒分のBGMがほしい!というときに、ほぼぴったりの長さの音楽を見つけられれば
わざわざ自分で切り取る必要もないんだからね!
サイトの開設が2015年と新しいサイトだから、これからもっと楽曲は増えていくだろうね!
5位:SOUND JAY
こちらは海外のサイトだから、若干使いにくいことを考慮して5位にランクインしたけど、
SE(効果音)がとっても充実しているサイトだ。
16ビットのステレオ44.1または48kHzの高品質のサウンドエフェクトが、
「ボタンの音」「通信の音」「家庭内の音」「機械の音」「自然の音」・・・など
色々なシーン別にカテゴリー分けされていて、
一つ一つの収録数もかなりの量がある。
もちろん、BGMとして使える音楽ファイルもある。
使われている楽器、イメージ、テンポなどの詳細が、
楽曲の詳細ページに記載されているのも親切だね!
編集後記
個人で著作権フリーとして配布しているオリジナル楽曲配布サイトの中には、
最初は利用フリーを謳い、利用者が増えたところで一気に著作権付きにして
YouTubeでの広告収入を得るというサイトもあるそうだ。
また、配布しているサイトでは著作権フリーとしているのに、
ごく稀にYouTubeのコンテンツIDで引っかかってしまうケースもあるかもしれない。
そして注意するべきは著作権フリーで使う条件などが指定されている場合があること。
「リンクを貼ってくれたら」「メールで使用連絡が必要」など、
今回紹介したサイト以外を利用する時には、利用条件が設定してあるかどうか
そのサイトの利用規約をしっかり読んでから使う事が大事だね!
それから、どれだけ太っ腹なサイトであっても、共通して禁止している行為がある。
それは「ダウンロードした音楽素材を、素材として販売すること」だ。
無料で配布してくれている他人の創作曲を、
誰かに「素材として」販売して利益を得ようなんて、当然許されることではないからね!