楽しい動画がたくさんあって、
ついつい何時間もYouTubeを見ちゃうことってない?
でも、スマホでYouTubeを見すぎると、警告が出ることがある。
「データ使用の警告」と「モバイルデータが無効になりました」
っていう通知だ。
これは、どういう警告なのかちょっと心配になるかもしれない。
さっそく、これら2つの警告と意味について説明するよ!
「データ使用の警告」という表示
スマホで3G回線や4G回線、LTEなどのモバイルデータ通信を使っている人は、
大体みんな「使い放題」とかのプランを契約していると思う。
でも、特にデータ量の多いアプリを沢山使っていると
「データ使用の警告ーモバイルデータ使用の上限を超えました」っていう表示が
出てくることがある。
警告って文字にびっくりして
「何か料金が発生するとか連絡が来るんじゃ…」と不安になったり、
「使い放題のプランになってないの?!」と心配すると思うけど安心してほしい。
これは君の端末に設定されているデータ使用の基準値を超えると
出てくる表示なんだ。
この数値、標準では2GBになっているんだ。確認してみよう!
端末の設定画面を開いて「データ使用」をタップするよ
すると、データ使用画面にグラフが表示され、
オレンジのラインのところに数値が書いてあるね?
この数値を超えたから警告が出たというわけ。
でも、そこで何か問題が起こるわけではない。
モバイルデータ通信容量は、
この上限を超えると、月が変わるまでは通信速度が落ちることになっているんだ。
この上限は、契約プランによってさまざまだけど、
2015年現在の携帯各社の主要プランでは、7GBに設定されていることが多いね。
たとえば、ドコモのXiパケ・ホーダイ フラット プランでは以下のようになっている。
3 当月ご利用のデータ量が7GBを超えた場合、当月末まで通信速度が送受信時最大128kbpsになります。なお、別途お申込み(7GB超過後2GBごとに2,500円)をいただくことで、通常速度でご利用いただけます。
出展:NTT docomo
それを、そのままの通信速度を保ちたい場合は別途申し込みで
追加料金を支払うんだよ。
だから、知らないうちに追加料金が発生するわけじゃない。
じゃあ、この通知、月末まで表示されるの?ちょっと邪魔だよね!
YouTubeなんかを沢山見てると、2GBなんて1か月のうちに超えてしまうよね。
そんな時は、警告通知が出ないように設定したらいいんだ!
その方法は次の通りだよ。
警告の通知を出さなくする方法
1:モバイルデータ通信の設定
先ほどの設定画面の「データの使用」画面を見てくれる?
①にある2GBのオレンジのラインをロングタップすると、
グラフ上で好きな数値に移動できるんだよ。
この数値を上げておこう!
②のモバイルデータ通信の制限にチェックを入れて設定をすると、
設定した通信料に達した時にモバイルデータでの通信が停止される設定になる。
こういった設定が必要ない方法があるから、それも教えておこうね!
2:ネットワーク通信をWifiに切り替える
そう、wifiでデータ通信をするんだ。
人によっては、データを多く使うアプリの時はwifiで、
通常はモバイルデータ通信で。
っていうように使い分けている人もいるよね!
「モバイルデータが無効になりました」の通知
先ほどのように「データ通信の制限」設定をして
その設定値を超えたから、こんな通知が表示されるんだね。
そんな時はwifiでデータ通信しよう!
この設定をやっぱり解除したいって時は
先ほどのデータ使用画面の「データ通信の制限」のチェックを外せばいいんだ。
こっちの記事でも、オススメの解決方法について書いてから参考にしてみてね。
編集後記
無事に設定確認や変更はできたかい?
どうしてこんな設定やデータ上限があるかっていうと、
みんながモバイルデータ通信を快適に使うために、
たくさん使う人は、その分の料金を負担してくださいねってことだ。
動画はデータサイズが大きいから、4G,LTE回線では、
一人あたり月数千円のコストで通信し放題にすることは、
2015年現在の人間の技術では、まだちょっと厳しいようだね。
もっとも、この分野は技術の進歩スピードが速いから、
数年後には、今のwifi以上に快適なモバイルデータ通信環境が
実用化されるかもしれないけどね。
wifiもモバイルデータ通信も、安定して快適に使い続けられることが
ユーザーにとっても一番の願いだもんね!