YouTubeには動画の公開設定が3種類あるよね!
公開」「限定公開」「非公開」だ。

この時期は、夏休みの思い出の動画なんかを、
仲間や親族だけで共有したいことも多いだろう。

そこで今回は、この非公開動画を共有する方法と、
一体どんな時に非公開動画を利用するのか、限定公開じゃいけないのか?
などについて解説していこうと思う。

YouTube動画の非公開設定の意味

この記事を見ている君は、すでに非公開の意味を解っているとは思うけど、
非公開設定と限定公開設定の違いがイマイチわからない人のために、
まずはこの二つの違いについて、簡単に説明しよう。

限定公開

  • 動画のURLさえ知っていれば誰でも見ることができる。
  • Googleアカウントを持っていないユーザーでも、動画を見ることができる
  • URLを知った他のユーザーが、その動画を公開再生リストなどに追加すると、
    YouTubeの検索結果などに表示されてしまう。

非公開

  • 非公開動画はチャンネル検索結果表示されない
  • 他のユーザーが非公開動画を視聴するには、Googleアカウントが必要
  • 動画を Google+サークル共有することはできる。
  • URLだけを誰かに送っても見れない

こういった違いがある。

例えば家族で撮った旅行の動画を、家族だけでシェアしたいとき等、
ごく限られた相手に対しての動画非公開設定

サークルや部活、仕事仲間など、全員の名前やアドレスはわからないが、
関連する人たちだけで見るために転送などして動画を見てほしい場合などは限定公開

そんな使い分けができるんだ。

では早速、動画の非公開動画を共有する方法を説明していくよ。

非公開動画の共有のやり方

まずは、自分がアップロードした動画の編集ページへいこう!

YouTubeページ右上ユーザーアイコン→「クリエーターツール
の順にクリックだよ。

図1

次に左サイドバーの「動画の管理」→「動画」で、
アップロード済み動画リストが表示される。

そのリスト内の動画横の「編集」もしくは、右端にあるマークをクリックしよう。

図2

すると動画の詳細を設定するページに移動したね!
右側に「プライバシー設定」という欄があるよね?ここが、公開設定の欄だ。
この中から「非公開」を選択しよう。

図3

そして、「+名前、サークル、メールアドレスを追加」の入力欄で
この動画を共有したい人やグループを設定するんだ。

名前、メールアドレス、Google+サークルを入力したり、
既存のグループから選択するんだよ。

図4

入力したら、ページ右下にある「変更を保存」または「共有」のボタンをクリックしよう。

共有アドレスをコピペしたい場合は、
動画の右側にあるURLをコピペすればOKだ!

このURLを送るだけでは、共有設定した相手以外は見れない。
つまり、URLを公開しても、共有設定していない人には見れないということだ。

共有設定した非公開動画の注意事項

非公開動画として共有することについて、いくつか注意点もあるから
ざっと書いておくよ!

検索結果に動画が表示されてしまう。

最初は公開動画として設定していたり、限定公開していた動画は、
検索エンジンが「まだ見れる動画」として認識してしまい、
GoogleやYouTubeの検索結果に表示されることがあるんだ。

ちゃんと非公開設定にされていれば、
その動画URLにアクセスしても「この動画は非公開です」のような
メッセージが出るだけで、動画自体は見れないけどね。

動画自体がちゃんと非公開設定にされているのであれば、
そのうち検索結果から消えるはずだから、心配する必要はないよ。

チャンネルをGoogle+とリンクしておく必要がある

「非公開動画は、Googleユーザー間でなければ見ることができない」と、書いたよね。

ということは、動画を投稿するチャンネルは、 Google+ とリンクする必要がある。

Google+とチャンネルを接続する方法は
Google+ プロフィールとの接続Google+ ページとの接続 を参考にしてみてよね。

まとめ

どうだったかな?

非公開設定した動画を共有するには、
動画編集ページで共有したい相手の情報を入力してURLアドレスを送信する]
という方法で共有ができるということだね。

ただし、それにはGoogle+と接続されたチャンネルであることと、
相手もGoogleユーザーでなければいけない、という注意点もある。

完全に一部の人にしか見られたくない動画を、
そもそも動画共有サイトに載せるのはどうなのかって意見があるのも事実だし、
その意見はもっともだ。

でも、ファイルストレージサービスの場合は、
受け取った相手が大容量の動画をPCに保存しなくてはいけないという手間もあるよね。

だから、簡単に端末を選ばずに手軽に再生できる点で、
プライベートな非公開動画の共有に、YouTubeを使うというのも
悪くないとは思うんだ。

使い方さえ間違えなければ、一般公開されたりするようなことは無いはずだからね。
ファイルストレージサービスを使うのと、同程度の安全性はあるだろう。

どちらにしても、非公開動画を受け取った場合は、
くれぐれもURLを他人に教えたりしないよう、注意してくれたまえ。